昨日、午後から「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」のPRとして、事業の説明と、布目沢営農で行うまでの経緯説明、GPSによる自動操舵田植え機のデモンストレーションが行われた。

プロジェクトの概要は、「取組み」ページをご覧ください。
上図より、
営農情報管理システムとして、現状クボタのKSASを利用している。
ロボットトラクターについては、再来月導入予定。
直進キープ自動操舵の田植機は、この春作業より導入済み。
自動水管理システムも、程なく導入予定。
収量、水分、タンパク、食味を自動モニタリングするコンバインも、秋の収穫時期までに導入予定。
これらを、駆使し、省力化、高効率化によるコスト削減、品質向上と収量増を図る。

農事組合法人布目沢営農 代表理事 大木太明夫より、本プロジェクトを行うことになった経緯と目的などの説明。

事業の詳細は、高岡農林振興センターの担当者より説明されました。
今後、
少なくとも2年間、布目沢営農を中心とした連合組織(コンソーシアム)として、団体、法人が協力してプロジェクトを進めて行く予定。
●「射水市スマート農業実証コンソーシアム」の構成
代表機関:農事組合法人布目沢営農
共同実証機関:富山県(高岡農林振興センター・農林水産総合技術センター)
株式会社北陸近畿クボタ、久保田アグリサービス株式会社、
射水市、いみず野農業協同組合(JAいみず野)

時期的にも、お忙しい中、多数の方々にお集まりいただきました。

直進キープ自動操舵の田植機のデモンストレーションも行われました。

このクボタ製田植え機は、GPSにより、直進は手放しでも自動で真っすぐ植えてくれる。
その分、オペレーターの負担は、大幅に軽減される。
今は直進のみだが、クボタでは、来年販売予定で、ターンも自動化できるものを開発中とのこと。
しかし、
実際、圃場の状態、形、凹凸など、必ずしも四角く、平らな田んぼばかりとは限らないので、まだまだ、オペレーターの技術と経験は必要だ。

このプロジェクト導入以前から、布目沢営農では、GPSを利用したトラクターの導入はすでに行っていた。

そのトラクターの展示、説明も行いました。
天気にも恵まれ、逆に農繁期の忙しい中、たくさんの方々にお越しいただいたということは、それだけ、多くの方が興味を持っていただいるのだという実感がありました。
新聞、テレビ関係の報道も、プロジェクトの周知、普及には、欠かせないもの。
13日のチューリップTV 夕方の地域版ニュース報道には、もう出ておりました。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190513183632&MOVE_ON=1
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