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18日間の戦い…田植えが終わりました!!

更新日:2021年5月21日



5月1日~4日 てんたかくの移植

  5日~6日 代掻き(あきだわら)

  8日~9日 あきだわらの移植

  10日~12日 代掻き(コシヒカリ)

  14日~18日 コシヒカリの移植


今年は、例年になく梅雨入りかと思うほど雨の日が多く、雨がひどくなって、田植えを途中で引き上げて来た日が、1日と16日、完全に中止した日が2日と17日でした。青空の下でという日は少なく、曇りか小雨の合間にという日が多かったように思います。



田植え機は、3台。8条植え2台、6条植え1台。

そのうち、一番古い8条植えの田植え機を、このあきだわらの移植から、新型に更新しました。スマート農業プロジェクトで入った直進キープ機能付きのもの(写真 オレンジ色のもの)よりさらに進化し、圃場のマッピングにより、全面、自動化されました。ただし、苦手な圃場があったり、苗などの補給は従来通り、そこからの復旧や一部手動、最終の周回動作が非常に遅いなど、理想通りにはいかないところもあります。今後の改善に期待するところです。



古い田植え機に比べると、この直進キープの使える新しい田植え機の植え付けスピードは、格段に速い。

これにより、作業効率も、大幅にアップします。



畔倒しの進まないところ、難しいところでは、小さく、変形(四角ではない)の田んぼが多い。そんなところは6条植えの出番です。でも、こいつ燃費悪いんだよねー。ガソリンエンジンだし、去年から、もぐり難くするのに、後輪を2輪から3輪にしたから、余計喰うようになったのだろう。

また37株の疎植で動かすときは、標準スピードで植え付け不良となるので、あえて遅い設定にしなければならず、新型と比べると、正にウサギとカメ。カメはもちろん、この子です。



田植えと田植えの間、休む間もなく、代掻き作業。

トラクター4台(細かい排気量はともかく、90が2台、54が2台)動かすことは可能だが、平日のオペレーターを確保するのが難しい。まあ、代掻きは、雨が降ってもできますが、田植えは、そういう訳にも行かないので、もっと人員確保が難しいですね。




そうこうしているうちに、コシヒカリの田植え。

雨雲ににらまれつつ始めましたが、天気予報は、曇りと雨続き。

いつ雨で中断されるかと、ハラハラしながら、作業しました。




田植えチームの最期は、尻水戸(しりみと)…排水口の水を堰き止め、用水口から水を入れて一丁上がりです。

この田植えが終われば、田んぼ仕事としてはひと段落ですが、これで終わりではない…。

このあとの水管理が非常に大事。田んぼはもちろん、畔や法面の草の処理など、ボチボチやっているうちに、イチジクのお世話、枝豆のお世話と収穫。終わって、やれやれと思ったら、早稲のてんたかくの収穫となるのです。先は長い。





とりあえず、田植え作業が無事終わって、ホッとしています。

遠くの雲間に見える立山連峰と足元の花が、心を癒してくれています。

作業に携わられたみなさま、お疲れさまでした!!



最期に、6条の田植え作業風景を一部動画で撮ってみましたので、ご興味のある方はご覧ください。

植え方が上手いとか下手だとかは、無視してください。




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